kms_2013's blog

[サマプロ©2013]の記録です。 8/12(月)~9/9(金) 上海万谷建築設計

第二十八回 最終講評

 

9月6日(金)は課題の最終講評がありました!

 

ブログを更新する暇もなく課題に取り組み…

ちょびっと時間オーバーでしたが何とかスライドを完成させることが来ました!

 

 

 

課題内容は以下です。

 

■課題内容
「外灘に未来のオフィスタワーを計画する」

 

設計条件

建築面積16000㎡
基壇4層(商業施設)
ビルの高さ100m以上
基準階平面の大きさは45m*45mを基本とすること



■クリティーク
大川善成 氏(TOA+NORTHSCAPE CO.,LTD.)
栃原琢己 氏(Studio@)
藤岡務 氏(A-I-SHA architects),
万谷健志 (万谷建築設計)

 

 

 

以下、発表で用いたスライドです。

 

 

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敷地は和平飯店の南の一区画です。

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川沿いは外灘の表といえる場所で、歴史的建造物や浦東のビル群を見に訪れる観光客などで常ににぎわっています。

しかしその西側は人通りが少なく、開発もあまり進んでいないエリアです。

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外灘の歴史的な建築物は非常に魅力的である一方、これらはこの区域に見えない壁を作り、人の流れを断絶しています。

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この敷地が開発されることで、歴史的建築物の西側にも人が流れ周囲の開発も活性化するようなオフィスタワーを提案します。

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活性化のためにはより多様な人々をこの場所に呼び込みます。一般客、観光客、オフィスに入居するのはデザイナーなどの新たな価値を創造する人々などです。

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 そのためにはワークスペース、アトリエ、展示場、休憩スペースなどが必要となってきます。

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従来のビルでは階ごとのつながりしかなく、鉛直方向はコアでしかつながりがありません。先ほどのプログラムを縦にチューブ状につないでいくことで新しいアクティビティを作り出します。

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3Dのダイアグラムです。

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チューブがねじりながらくっついたり離れたりすることでそこに生まれる空間に新たなアクティビティが発生します。また流れるようにして通り沿いの歴史的建築物に接続します。

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敷地の南西部分に公園があり、人々がたまれる外部空間を設けています。

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ビルから連続しているチューブは歴史的建造物の間を縫うようにして川沿いの通りに現れます。デザインをアールデコ風にして周囲との調和を図るのではなく、抽象的なデザインのエントランスにすることで新旧建物の共存を図っています。

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公園から浦東の方向を見る。

ダイナミックにチューブがL字に折れ曲がっています。

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コアとチューブはブリッジつながれていたり、一つのチューブは階段などでつながっています。

 

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各階平面のダイアグラムを示しています。

 

 

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60個ある平面のなかに特徴的な7つのプランを見つけることができます。

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今回はそのアンカーとなるような7つのプランを以下に挙げます。

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階が変わるごとに平面も徐々に変化していきます。それによって入るテナントが微妙に変化し、ビル全体でさまざまな空間が生まれます。

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こうすることで従来のビルでは高さと賃料が比例していましたが、この提案ではビルの賃料をおおよそ平均化することができます。

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今まで川沿いの通りのみがライトアップされにぎわっていた外灘も、

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このタワーが立つことでいずれこのような夜景がみられることでしょう。

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 以上が私の提案です。

 

 

ストーリーを考えつつ、矛盾がないように形を作る。これを短時間でやることがなかなか難しく、途中でコンセプトに一貫性がなくなってしまいました…

そのため自信を持ってプレゼンができませんでした…

これは大きな反省点です。

 

今回のサマプロで一番大変だったのは、中国の設計のスピード感についていく事でした。じっくり考えている時間はなく、すぐに形にしなければなりません。2週間という期間でこの課題をまとめ上げられなければ、実務はかなり厳しいと感じました。しかしこの機会でこれを知れたことは自分にとってかなりプラスになると思っています。

 

 

 講評会では学生が発表した後に、学生についたそれぞれのチューターの方がアピールを行い、さらに最後に学生自身が自分の案の良さをアピールするというマイクパフォーマンス的なことも行われました。

この場ではみんな結構ぶっちゃけてしまって面白かったです(笑

 

 今回の優秀賞は趙さんでした。完成度、プレゼンともにサマプロ生の中で一番だと思います。

 

ちなみにA-I-SHA architectsの藤岡さんが自分に一票入れてくださりました!即日設計の課題では票が0だったこともあったので非常にうれしかったです。短期間に少しでも成長できたのかなぁと思いました。これからは卒計に向けて頑張ります!

 

 

 講評会の後は前に行った火鍋屋で打ち上げをし、おいしいマッコリのある店で二次会をしました。ここでは小野さんとstudio@の栃原さん、あと梅沢さんが途中から合流して上海での仕事の話などを話してくださいました!

 

最後の一週間も密度が濃かったです。毎日チューターの津村さん、山田さん、安部井さんにエスキスをしてもらいながら作業をし…なんとか完成まで持って行けたのも皆さんのおかげでした!いろいろお世話になって本当に感謝しています!!

 

 

 

ごはんりすと 3

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初めて朝コンビニで買ってみた。おにぎりおいしくなかった

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何度もいった

下の食堂

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韓国料理屋さん

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これおいしかった

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食堂あげいん

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下の麺旺。ここも何度もいった。

日本料理屋さん。

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焼き小籠包!

スープを出してしまわないように頑張って食べる。

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夜の外灘見学を兼ねて。

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long bar 

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昼も夜も撮ってなかったみたい

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杭州ツアーで円卓を囲む。

鳥丸ごと(顔・足含む)的なあれもいくつかあった。

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夜は鳥重(日本居酒屋)

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なぜかこれしか撮ってなかった

麺旺あげいん

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撮ってる日と撮ってない日に差がある・・・

初日に行った刀削麺やさんに増田さんの後輩たちと。

いまごろですが

 最終プレゼンの内容を公開しちゃうぜ

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 オフィスと商業建築の階数ごとの賃料の違いを利用してヴォイドを生じさせます。上海に向かって大きく開口したヴォイドそれぞれに性質の違う用途を振り分け、建築に内包される機能でありつつ都市の風景でもある空間を作ろうという案です。

 

上海はジェネリックシティだぜ!歴史性とかいっても来たばっかりの外国人が正しく運用できるはずないぜ!むしろコンテクストは無いものとしてどう建築を立ち上げていくかを考えた方がたのしいはずだぜ!歴史と言ってもほんの150年前後でしょ?ついこの間やないか!

 

という頭で1か月過ごしたところ、ヤマは外れ講評会では対象敷地の歴史性をどう扱うかという議論になっていきました。

上海が発展するきっかけとなったのは皮肉にもヨーロッパからの侵略で、その中心地には現在も当時の様式の洋風建築が並んでいる。と来ればそこを無視しては通れないというわけです。そして、バブルの落ち着いた上海で再開発が今後あるとして、そのとき歴史

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建築をどう扱うのか。という課題だったってことでした。

都市のコンテクストを読まない建築について、槇文彦がザハの東京オリンピックスタジアムをからめて書いたこんな文章があるので要チェックですね。

http://www.jia.or.jp/resources/bulletins/000/034/0000034/file/bE2fOwgf.pdf

art and architecture reviewにもこんな記事が。上海の近代建築を研究している人のインタビューです。専門家もどうしたらいいかよくわからんという内容です。

http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/bMF6Yvz3EdHJl7fOoZhj

と、帰国後もあれこれ悩みつつも都市の文脈について考えるだけでは建築は構想できないので、完成しているとは言えないけどこれでよかったんじゃないですかね。

 

上海の街

9月の最初の週末に林さんと一緒に敷地へ調査にいきました。

9月には入てから、とても涼しくなって、非常に気持ちいい一日を過ごすことができました。

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上海の超高層ビル群。

中国の経済神話の象徴地の一つとして知られているところ。

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海人にとって特別な意味を持ている「外白渡桥」です。当時上海の光景を想像しながら橋の渡したのは、楽しかった。

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川沿いの近代文化遺産として残された近代建築群。

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課題の敷地です。現在ホテルと銀行として使われていますが、下の道路の幅は狭くて、建築の外壁も石とレンガーを使って、普通の人にとって心理的な距離感があるかなあとおもう。

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非常に精緻な彫刻。

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裏の世界。庶民の生活像が見える。残念なのは、その中に入れなかった。

次は上海有名な街「淮海中路」へ行きました。観光とショッピングより、無目的の街散策です。

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繁華な商店街の裏にある伝統な住居地「里弄」。

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昔のフランス租界地へ行って、おしゃれな店の後ろの庭に林さんとお茶を楽しみながらいろいろ話しました。

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あれ

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多彩な街と多様な人は上海のルービックキューブを構成しました。

 

8/31~9/6

 

 

 

サマプロ後半部分を振り返っていきます。

 

 

8/31(土)

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スタッフの西山さんに浴衣BBQに連れて行っていただきました。

サマプロ生は、浴衣は持っていなかったのですが、入澤くんは日本に一時帰宅した際に甚兵衛を持ってきてました!!

会場には、日本の人たちが100人くらいいて...海外とは思えない光景でした笑

 

その後、SHANGHAI ROSEというクラブへ

 

近代建築の内部を改装してできたらしいです。空間プロデュースを蜷川実花がしているので、ヘルタースケルターヘビーローテーションの世界が広がっていました。普段は、カフェバーみたいにもなっているらしいので、その時の方が雰囲気はいいかなぁと思いました。

 

 

M2という上海でも最大の大きさのクラブも少し見てきました。

ここは、エントランスフリーで入れるみたいで、中は昭和のバブル期の映像を見ているようで...

そんな1日でした。

 

 

 

9/1(日)

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10:00~17:00

朝から、趙さんと外灘の敷地にサーベイに行きました。昼の外灘は2回目で、1回目は8/13に行ったのですが暑すぎて話になりませんでしたが、この日は秋の気配があってとても涼しく調査をすることができました。

 

しかし、改めて外灘はいろんな意味で気持ちいい場所やなぁと思った。そして色々な発見ができて良かったです。この日がなければ、最終設計課題は乗り越えれなかったなー

 

外灘の後は、フランス租界に行って穴井さんに紹介してもらったお店でお茶を飲みました。フランス租界は、小さなオシャレなお店がいっぱいあったりと上海じゃないような雰囲気です。

 

このお茶飲んだ時、風が気持ちよくて、趙さんと2時間くらい話し込んじゃいました。色々と建築のお話できたし充実です!

 

 

17:00~22:00

その後、ホテルに帰って松尾さん・山田さん・穴井さんのお宅に行きで、サマプロ生による手作り料理のホームパーティーを行いました。

 

ボクが家を見たいって言ったら、このような機会を作ってくださいました。

ありがとうございます。

 

(このホームパーティの際、気合い入りすぎてと楽しすぎて食材探しや、料理を作っていたらブログ用の写真を撮り忘れました。文章のみで伝えます)

 

 

上海で、料理を作るなんて思ってもいなくて....

料理はシンプルかつ早く作れるのをのを考えた結果、親子丼を作りましたー。

 

 

上海で親子丼!

 

味も美味しいとみなさんから言っていただき、かなり量を作ったのですが

すぐに無くなりました。最初は、だし巻き卵を作ろうと思ったのですが、手間がかかっちゃうのでチェンジしました。

 

とりあえず、大成功〜。ホームパーティ楽しかったです。

 

 

 

22:00~24:00

 

ホームパーティ後みんなで、再び外灘へ。

ハイアットオンザバンドのView bar から見た景色です。

外灘(歴史的な近代建築)と浦東(ここ最近できた高層ビル郡)の風景を一度に楽しめます。これほどに対比された地域を、一度に見れる場所は今までに見た事もありませんでした。そして、この場所に来るのは、チューターの田辺さんから出された宿題でもありました。

 

この翌日から、課題に向けて本格化するので、この日しかチャンスがなかったのです...

しかも、この日の午前中に趙さんと1回来たのですが、夕方からしか入れないと言われたため、もう見れないと思ってたのですが

穴井さんや増田さんの「行こう」と言う一言で来る事ができました。(しかもみんなで)

 

 

 

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ハイアットオンザバンドから見た風景

 

 

 

24:00~

 

この日、増田さんの後輩

長岡造形大学からインターンに来ていた2人が、上海最終日でした。

この2人は、泊まっているホテルも同じだったので

 

1回ガッツリとお話する機会があったのですが、学部3年生とは思えないくらい優秀でモチベーションも高く、今後とても期待できそうな人達でした。

 

3年生で、とても意識高くて、上海にまで来てしまう行動力。尊敬します。

そして、ボクも改めて建築を考えるきっかけにもなりました。

 

 

また、どこかで会いましょう!!

 

 

 

 

 

9/2(月)〜9/5(木)

 

土日は、羽を伸ばして上海を満喫できました。

そして最終設計課題の講評が9/6(金)に向けて、体力的につらい1週間の始まりです。

 

しかもサマプロ生は、この時期5人とも体調を崩していて、みんな咳や鼻水などと闘いながら設計課題に取り組みました。この週は、夜中遅くまで作業を行って、ホテルに戻って少し寝てを繰り返し講評会の前日の9/5(木)は、徹夜になっちゃいました。

 

 

サマプロ生が遅くまで作業を行ったりして、スタッフのみなさんには1週間迷惑を掛けてしまいましたが...

最終課題に向けて、フルパワーで立ち向かえました!!ありがとうございます。

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このレッドブルは、やばいです。飲んだ瞬間に顔が赤くなりました。

効き目最強です。ちなみに炭酸がないので、リポDの濃い感じですね。

 

とりあえず1週間全力でやりました!!

 

そして、この週はいろんなスタッフの方とお昼に行けて、いろいろお話できたので良かったです。

 

 

 

 

 

 

9/6 (金) 講評会

 

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15:00 ppt提出

17:00 講評会

19:00 懇親会

 

講評会の様子や懇親会については、前回のブログに詳しく書いたのでそちらを見てください。

 

 

 

 

9/7(土) 万谷さんBBQ

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14:00~20:00

 

サマプロの全プログラムを終了し、最後のイベント万谷さんBBQです。

会場は、万谷さんの住んでいるマンションにあるBBQのスペースで行いました。

このマンションは、プールもあったりしてかなり豪華なマンションです。

 

肉や魚やソーセージなどの色々な食べ物もあったり、万谷さんの奥さんの手料理もたくさんテーブルに並んでいました。途中に腕相撲などもしたりと楽しい時間でした。その後、万谷さんの自宅にもお邪魔させて頂きました。

BBQ本当にありがとうございます!!

 

 

 

21:00~

 

BBQ終わってホテルに戻ってきました。

その後、サマプロ期間中に借りていた携帯電話と交通カードを返却するために事務所に行きました。いよいよ日本に帰る時間も迫ってきたのですが、事務所にいる時間が楽しくて最後の方は、かなりの事務所滞在率でした笑

 

この日は、新井さんと一緒にブラインドマッサージという盲目の方がやっているマッサージへ行きました。

 

ボクの担当の人も、盲目のマッサージの人だったのですが、1時間のマッサージあっという間でとても気持ちよく、1ヶ月の疲れを癒しました。気持ちがよくて、酔いも完全に覚めてスッキリした状態で再び事務所へ戻りました。

 

 

そして、チューターの増田さんと卒業設計や建築など、色々話す事ができました。今までは、課題があったので課題メインのお話だったのですが、課題も終わったので別の話題にも華が咲きとても充実しました。

 

 

ブルーマウンテン(ホテル)に戻ると安倍井さんがいて、安倍井さんとも朝方まで話し込むことができました!!この日は、朝5:00までのフルコースでした。

 

 

 

 

 

9/8(日)

 

 

 

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上海最後の休日です。

この日は、朝から松尾さんと穴井さんとA-I-SHA Architectに事務所見学に行きました。

A-I-SHAは講評会のクリティークに来ていただいた方の事務所です。

現在日本人2名でやっていて、学校や内装など様々なプロジェクトを行なっているとのお話でした。事務所の周りや、おしゃれでフランス租界のような感じした。

 

この後、サマプロ生で最後の街ブラブラしに行きました。

 

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water houseを見に行きました。消防署をコンバージョンしてできた建築らしいのですが、ロビー以外は入れずしかも、中は写真が撮れませんでした。ただ外観はかなりかっこいいですね!!

 

 

そして、上海ラスト昼食はタイ料理を食べました。

トムヤンクンなどパクチーが効いた料理ばかりでかなり美味しかったです。最後にふさしい料理で、オシャレでいい感じ。

 

 

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そして、最後に1ヶ月いた上海を一番高い所から見渡しました。

上海環境金融中心(上海ヒルズ)の展望台100階から見た風景。2014年には、さらに高い上海タワーが完成するので、このビルは高さが2番目になるみたいです。

 

今まで1番高いタワーと押し出していたのに、今後この展望台の利用価値ってどうなっていくんだろう...

 

 

上海は、60m以上のタワーが8000本以上あるみたいです。ちなみに、日本は全国の60m以上のタワーの合計が2000本くらいなので上海だけで、日本の4倍以上もあるというのはかなりビックリです。

 

 

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夜は、安倍井さんに色々連れて行ってもらいました。

このデパート、エスカレーターが天井に突き刺さっています。古い建物だとこのような光景は良く見かけるようです。

 

最終日も満喫して上海1ヶ月の滞在が終わりました。

 

9/9(月) 帰国

 

 

帰国日の様子は、前回のブログに書いたのでそちらを参考に!!

 

 

 

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上海と成田の空の違いです。

空が全然違いますねー。

 

 

かなり長文になりましたが、サマプロ9月分の未更新の分を埋められたかなぁと思います。そしてサマプロブログは、終わっちゃいましたがブログは継続して更新していきたいと思いますので、是非チェックお願いします〜!!

 

 

サマプロ期間の面白い写真や、食べ物の写真もアップしたいと思います。

 

 

 

 

そして、サマプロ関係者各位、KMSスタッフみなさま1ヶ月間本当にありがとうございました!!とても、楽しくて勉強になった1ヶ月を過ごす事ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに明日からブータン王国へ行ってきます。

上海から帰ってきて1週間も経っていないのですが出発で、今回はインターンではなく、研究室活動で、伝統住居の実測です!!

 

 

最終設計課題

 

9月9日(月)

 

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サマプロの1ヶ月も終わって日本へ帰ってきました!!

 

ブルーマウンテンで最後の記念撮影(自分だけ揺れてます)して、4人でタクシーに乗って上海浦東空港へ行きました。趙さんは、しばらく上海にいてその後、重慶に行ってから日本に戻るみたいで、この路上でお別れしました。

 

 

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1ヶ月ぶりに日本に帰ってきました。

空気が新鮮。そして田畑も茶色に変わりつつ、日本も夏が終わり秋に近づいていました。1ヶ月ぶりの日本での夜ご飯は、お寿司を食べに行って刺身やご飯の味を楽しみました。

 

 

サマプロのこのブログも、日本に帰ってきたのですが9月分がすっぽり抜けていてるので抜けた分を更新をしばらくしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

最終設計課題 9月6日(金)

 

設計課題Theme「外灘に未来のオフィスタワーを計画する」

講評会 17:00~19:00

 

クリティーク
大川善成 氏(TOA+NORTHSCAPE CO.,LTD.)
栃原琢己 氏(Studio@)
藤岡務 氏(A-I-SHA architects),
万谷健志 氏 (万谷建築設計)

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敷地は、上海の外灘の沿岸部に位置しており、和平飯店の南側の敷地です。この沿岸部の建物は1900~1930に建てられた近代建築群が残っており、上海アールデコ建築であり、多くの人々が訪れる観光地になっています。そんな条件の下、この敷地で高層のオフィスタワーを計画するというものです。

 

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1900 − 外灘 2000 - 浦東 20XX - 外灘

近代建築現存敷地の中で、どのように計画をしていくのか?

この上海アールデコの建築の外観や内部を調査していると、建物の装飾に加えアールの階段が特徴で、この階段が内部の空間を支配しており、建物の1つのアイコンとして成り立っていると感じました。この、アールの階段の印象がとても強くこれらを新たに再構築して、アールの階段のような形態をした建築を上海retranslationとして提案しました。

 

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この場所は、外灘から浦東高層ビル群を見る。浦東高層ビル群から見られる。そのような関係がある敷地である。提案する建築は、上海アールデコをretranslationした階段状の建築は、外灘の新たな風景のシンボルになっていきます。

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敷地は、外灘から浦東の高層ビル郡の風景を見渡せる公園があり、南京東路から外灘に向かう動線の途中にあります。今回提案する建築のターゲットは、この景色を見るために来ている人を対象としています。そのターゲットを引き込むように配置しました。

南京東路から人を引き込むような階段があり、階段途中には商業施設があります。

階段を登りきると公園があり、そこから新たな上海の景色が見る事ができる場所になります。

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タワーの高層ビルに外側は、階段状になっており登ることができます。タワー内部には、上海の古い場所でよく見かける路地や、外部を生活の領域として利用しているような(shanghai scale)小さいhuman scaleの洞窟のような階段空間があります。その空間を登っていくとタワーの高層部分から浦東高層ビル群を眺めることができます。ここは、外灘の新たな名所となり多くの人が訪れるようになるでしょう。そして、このオフィスは、見られることによって価値を生み出すマスメディアがテナントとして入る事を想定しています。

 

風景を見る為に、多くの人がこのビルに登るため。建物や空間は多くの人に見られる。

        ↓↑

多くの人に見てもらうことに価値のあるマスメディア企業を、アンカーとする。

 

 

 

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20XX年 このオフィスタワーは、低層部にある近代建築と共に、外灘の新たなシンボルとなるでしょう。

 

 

 

                                 以上

 

 

 

 

 

今までsketch upはほとんど、使ったことがなかったのですが、Diaglamや外観などまで制作することができました。難しい課題やったけど、終わってみると楽しく取り組めた提案でした。しかし、パワポでの発表の難しさに頭を抱えました...

 

 

 

 

 

次回のブログでは、9月の出来事をおさらいしていきます。

 

 

 

 

 

 

0906 最終講評会 最終成果物

無事15:00に提出を終え、17:00から講評会・・・ 

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穴井さんから課題説明

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見えてるとおりチンタオやワイン、おつまみをつまみながらの会です

 

外部からもクリティークに来ていただいて、万谷さんも加え4人のクリティークでの講評会でした。

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■課題内容
「外灘に未来のオフィスタワーを計画する」
■クリティーク
大川善成 氏(TOA+NORTHSCAPE CO.,LTD.)
栃原琢己 氏(Studio@)
藤岡務 氏(A-I-SHA architects),
万谷健志 氏 (万谷建築設計)

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次に、私たちの自己紹介とクリティークの方々の自己紹介。

「上海に来て印象に残ってること」というお題で写真一枚を使ってちょろっと話す。

クリティークの方々からは、上海に来られた当時の写真や話を聞く事ができて、とてもおもしろかったです。

私がチョイスしたのはこの写真。

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屋台とか路上にはりだすお店、的なのは他の国でもありますが、道で家族団らん的なことだったり、お家の作業だったりをしている姿がとても印象的でした。

他の参考事例はこんな感じ。

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どっちもブルーマウンテンから事務所までのQuxi Rd.の風景。

この特集はブログで1つしようと思ってるのでまたあとでー

 

さて本題のプレゼン。

1人目は林くん。

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二人目はわたくし。

 

三人目は趙くん。

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四人目は入澤くん

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最後は議論を巻き起こした山田くん

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結果は、一回目の投票が林くんと趙くんが同票。決選投票で趙くんになりました。

賞品は上海ARTDECOの本!いいなあ^^

 

中国での経験も豊富な多彩なクリティークの方々にご意見をいただけて本当に良かったと思います。

最後に私の最終成果物のpptを。

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concept diagram

 

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masterplan

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全体

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断面

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ここからはパース

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完成度についてはまだまだな部分がありましたが、設定やとっかかりについては評価していただけたのでよかったと思います。

また、自分の中で目標としていた、せっかく来てレクチャーとかも受けたから、できるだけ”KMSっぽく”を自分なりにやってみよう!  は達成できた気がします。

 

タワーのデザインは、絶対学校でやることはないし、やったこともないし、最初は本当にとまどいましたが、初めてやってみて面白さとむずかしさを経験することができました。

低層の商業部分は、いろいろ考えながらこんな感じかなー?と何気なくやったものが、いいじゃん!と評価してもらえて、最後までその感じでいけたので、才能があるのかも?笑 

なんちゃって。たまたまだと思います。

事前にフィールドワークでいろいろ見てまわってたのが大きかったと思います。

 

ほんとにとにかくタワーにかなりてこずりました。

 

これから、完成度 の部分に手を加えていけたらと思います。

 

今回は長くなったのでここまでで・・・