最終設計課題
9月9日(月)
サマプロの1ヶ月も終わって日本へ帰ってきました!!
ブルーマウンテンで最後の記念撮影(自分だけ揺れてます)して、4人でタクシーに乗って上海浦東空港へ行きました。趙さんは、しばらく上海にいてその後、重慶に行ってから日本に戻るみたいで、この路上でお別れしました。
1ヶ月ぶりに日本に帰ってきました。
空気が新鮮。そして田畑も茶色に変わりつつ、日本も夏が終わり秋に近づいていました。1ヶ月ぶりの日本での夜ご飯は、お寿司を食べに行って刺身やご飯の味を楽しみました。
サマプロのこのブログも、日本に帰ってきたのですが9月分がすっぽり抜けていてるので抜けた分を更新をしばらくしていきます。
最終設計課題 9月6日(金)
設計課題Theme「外灘に未来のオフィスタワーを計画する」
講評会 17:00~19:00
クリティーク
大川善成 氏(TOA+NORTHSCAPE CO.,LTD.)
栃原琢己 氏(Studio@)
藤岡務 氏(A-I-SHA architects),
万谷健志 氏 (万谷建築設計)
敷地は、上海の外灘の沿岸部に位置しており、和平飯店の南側の敷地です。この沿岸部の建物は1900~1930に建てられた近代建築群が残っており、上海アールデコ建築であり、多くの人々が訪れる観光地になっています。そんな条件の下、この敷地で高層のオフィスタワーを計画するというものです。
1900 − 外灘 2000 - 浦東 20XX - 外灘
近代建築現存敷地の中で、どのように計画をしていくのか?
この上海アールデコの建築の外観や内部を調査していると、建物の装飾に加えアールの階段が特徴で、この階段が内部の空間を支配しており、建物の1つのアイコンとして成り立っていると感じました。この、アールの階段の印象がとても強くこれらを新たに再構築して、アールの階段のような形態をした建築を上海retranslationとして提案しました。
この場所は、外灘から浦東高層ビル群を見る。浦東高層ビル群から見られる。そのような関係がある敷地である。提案する建築は、上海アールデコをretranslationした階段状の建築は、外灘の新たな風景のシンボルになっていきます。
敷地は、外灘から浦東の高層ビル郡の風景を見渡せる公園があり、南京東路から外灘に向かう動線の途中にあります。今回提案する建築のターゲットは、この景色を見るために来ている人を対象としています。そのターゲットを引き込むように配置しました。
南京東路から人を引き込むような階段があり、階段途中には商業施設があります。
階段を登りきると公園があり、そこから新たな上海の景色が見る事ができる場所になります。
タワーの高層ビルに外側は、階段状になっており登ることができます。タワー内部には、上海の古い場所でよく見かける路地や、外部を生活の領域として利用しているような(shanghai scale)小さいhuman scaleの洞窟のような階段空間があります。その空間を登っていくとタワーの高層部分から浦東高層ビル群を眺めることができます。ここは、外灘の新たな名所となり多くの人が訪れるようになるでしょう。そして、このオフィスは、見られることによって価値を生み出すマスメディアがテナントとして入る事を想定しています。
風景を見る為に、多くの人がこのビルに登るため。建物や空間は多くの人に見られる。
↓↑
多くの人に見てもらうことに価値のあるマスメディア企業を、アンカーとする。
20XX年 このオフィスタワーは、低層部にある近代建築と共に、外灘の新たなシンボルとなるでしょう。
以上
今までsketch upはほとんど、使ったことがなかったのですが、Diaglamや外観などまで制作することができました。難しい課題やったけど、終わってみると楽しく取り組めた提案でした。しかし、パワポでの発表の難しさに頭を抱えました...
次回のブログでは、9月の出来事をおさらいしていきます。