kms_2013's blog

[サマプロ©2013]の記録です。 8/12(月)~9/9(金) 上海万谷建築設計

2日目:フィールドワーク

 

 

朝起きて、ロビーにてみんなでブログの更新を行って

事務所に出勤しました。ただ朝9時過ぎに歩いていたんだけど、人も多く店も開いてて

すごい活気でした。

 

そこで、露店で怪しい餃子ドックのようなものを買って朝食をしました。

値段 3元!50円ぐらいで

 

怪しいなぁと思っていたんですけど、無事お腹も大丈夫でした。

 

 

午前中は、所長・万谷さんによる創意園のレクチャー

事務所がメインで行っている、創意園についてを1時間程度

聞く事ができました。創意園については、ネットで少し調べたのですが設計プロセスや何故このような用途ができたのか、開発秘話、デベロッパーや政府について

かなり興味深く、刺激のあるレクチャーでした!!!

 

 

この創意園については、創意園のサーベイに行った際に

ブログに書きたいと思います。

 

 

 

 

 

レクチャー後は、2人と3人で分かれてのフィールドワークです。

ボクらは、外灘、浦東新区、新天地を調査してきました。

 

外灘は、租界(海外居留地)だったため近代建築がたくさん建ち並んでいた場所で

そのほとんどが、今でもほとんどが現存しています。

これらは上海アールデコと言われ、上海建築のアイコンでもあります。

 

 

 

和平飯店

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和平飯店は、1929年にパーマー&ターナーによって建てられた建築です。

外観の装飾は簡素に創ってあり、内部は写真を見ても分かるようにかなり荘厳な雰囲気で、欧米に建っていてもおかしくない建築でした。しかも、建物内は英語も通じる場所です。

 

 

 

中国銀行ビル

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浸信会大楼

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その後、対岸に渡って高層ビル群の浦東新区に行きました。

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浦東新区

上海を代表する高層ビル郡で、世界の企業があつまってきており、グローバルなエリア

都市になっています。

 

 

 

 

上海国金中心

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上海正大广场

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これら2つは

 

かなり大規模な商業施設です。かなり日本のテナントや海外のテナントも出展していました。しかしこのエリアは日本よりも物価が高いように感じました。前日の商業施設でも言えたのですが、建物がRCで建てているため比較的自由な曲線が多い。そして、

吹き抜けの大きさが、かなり大きいのが上海の商業施設の特徴です。日本だと如何にして床面積を稼げるかが、求められていると思うのですが(詳しくは分からないのですが)

上海国金中心は、B1にデパ地下みたいになっており、そして日本のテナントばっかりだったので日本タウン化されていました。そして内部は、どことなく日本のイオンモールのように似ていました。

 

 

 

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左:金茂大厦 右:上海环球金融中心

 

これら2つは、超高層のオフィスタワーの建築で、この建物に世界の企業が集まってきているようです。特徴は基準階と低層階の大きさがほとんどで、日本のように低層部分を大きくはつくっていないです。そして敷地に対して、かなりいっぱいに利用しているので建ぺい率はかなり高いのではないでしょうか。

ちなみに、オフィスなので基準階の構成などが確認できないのは残念です...

 

 

上海环球金融中心

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デベロッパーが、六本木ヒルズを計画した森ビルなので建物の内部にしても日本のようで、地下の飲食店のテナントは日本テナントのみで日本です。名探偵コナンやウルトラマンの企画展もやっていました。六本木ヒルズにもある、森美術館のような位置づけだと思います。あと低層部分の写真

 

金茂大厦

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SOM設計のオフィス建築です。内部は非常にハイテク建築の雰囲気があり,

構造躯体をファサードとして利用していたり通路をワイヤーで吊っていたりしています。海外の事務所が設計なので、上記の商業施設に比べると空間の構成が全く異なっています。そして外観は、ポストモダンのようで、ボクが以前調査した東京中央郵便局のように、建物の上部ほどスケ−ルを小さくしていて分節されていました。

 

 

 

新天地

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上海市石庫門と呼ばれる、古い建物が残る地域を再開発してつくられています。

観光名所になっていて、非常に外国の方が多いです。路地を路地としてではなく1つのスペースとして利用されているのも特徴です。このテラスは、この一帯にの色々な場所に配置されて、人々が溜まってビールやご飯食べているなど、とてもいい空間になっているのではないでしょうか。

 

 

ここで時間がきて、サーベイ終了!