ブータンについて
前回の記事でブータンを書きましたが、引き続き
紹介したいと思います。
・ブータンについて
ブータンには
日本から行く場合は直行便がないのでタイかインドで乗り換えなければ行けません。
もう一つは、インドから陸路で行く方法もあります。
ブータンは、九州程度の大きさで沖縄と同緯度にあります。気候は、熱帯モンスーン気地域にあり雨期や乾季がありますが標高が2500mを超えるため日本同様で四季や気温の変化があります。
日本と同様に、四季もあるため
水田があり標高3000mまで稲作が行われており、傾斜地を利用した
美しい棚田も多く見られます。
ブータンの国土は南北150キロ程の間で標高7,000mもの標高差があり、そのためいくつもの山岳渓谷を超えていかなければなりません。
そのため、このような崖の道をバスで1日や2日かけて走って行かなければなりません。前回の調査の際には、このような道を丸一日バスで走って目的地を目指したそうです。今回は、このような場所はないので安心です。
・ブータンの伝統住居
ブータンにある伝統建築は、大きく4つに分類されます。
・Dzong
地方行政の中心施設として、チベット軍の攻撃に備え、戦略上の要所に建てられた要塞
軍事的な建物と宗教的な建物が同居したものであり、見晴らしの良い場所に建てられる。
・Chorten
仏教寺院であるラカン、チベット仏教信仰の証として建てられる仏塔
・Temple
タクツァン僧院、ここはブータンでも有名な歴史的建造物寺院
日本の鳥取にある投入堂のようです。
寺院は、ラカン(仏像・経典)とゴンパ(仏像・経典・僧侶)に分けられる。
寺院はブータン建築の基本形に位置づけられます。
・House
民家、分厚い版築い壁。または石積で構造体が作られており防御的な建築の形態
屋根は、夏期のモンスーンに対応するため勾配のある切妻屋根である。
新壁工法や置き屋根など日本の建築に共通する点も見られる。
一方で、中国的、イスラム的な色鮮やかな装飾も見られます
このように、建物の外観や内観の実測調査を行い、日本に帰国してからデータ化・製本作業に移ります。これらの調査に加え、文化や生活なども聞き取り調査を行う予定です。
大変そうやけど、こちらもサマプロ同様とても待ち遠しいです。
今は、手配や書類作成etc...
来週の月曜から7日間の測量実習などいろいろな予定に追わるけど
乗り切らなければッ!!
行くまでに、時間があればまた
ブータンについて書きたいと思います〜