第六回 コンバージョン建築調査その1
さて今回は二つ目の調査である「コンバージョン建築」について記事を書きたいと思います。
私が調査したのは「サーラプラザ浜松」です!
サーラプラザ浜松 外観
まずは概要です。
1.施設概要
現名称 : サーラプラザ浜松
旧名称 : 浜松サーラ
用途 : 店舗、集会場、事務所
設計者 : 青木茂建築工房
(現設計) 黒川紀章建築都市設計事務所
施工 : 鹿島・神野建設工事共同企業体
建築主 : ガステックサービス株式会社
管理運営 : 株式会社サーラコーポレーション
構造形式 : RC造+SRC造
敷地面積 : 7,880.76㎡
建築面積 : 2,762.91㎡
延床面積 : 14,925.26㎡
階数 : 地下1階、地上7階
高さ : 38m
着工年月 : 2010年1月
竣工年月 : 2010年10月
(当初完成年月)1981年6月
所在地 : 〒435-0044 静岡県浜松市 東区 西塚長200番地
サーラプラザ浜松はサーラグループの100周年記念事業の一環としてリファイン工事※(耐震補強・改修)が計画されました。
施設コンセプトは、従来のサーラグループ各社の拠点機能に加え、サーラグループの総合窓口としての機能のほか、地域の公民館としての役割を果たすことを目的としています。
地域の人々が気軽に足を運び、楽しめるように物販・飲食店や、クッキングスタジオなどのカルチャー教室が新たに出店しています。また、サーラグループが管理するイベントスペース、セミナールームを地域に開放しています。
建物の耐震補強工事については、世界初の工法となる外付け鉄骨ブレース補強(「スパイラルブレースドベルト補強」)を採用しています。
またリファイン以前の写真は以下のようになります
浜松サーラ 外観
以前はサーラグループ各社の拠点機能とショールーム、一般店舗などが入居していました。改修後はいくつかのテナントスペースがイベントスペース、セミナールームになっています。
現在施設に入居しているテナントは以下の写真のとおりです。
フロアガイド
2.周辺分析について
続いてサーラプラザ浜松周辺についてです。
航空写真は以下のとおりです
サーラプラザ浜松周辺には郵便局、小学校、病院などがあります。道路沿いには一般店舗があり、その他の部分は住宅地となっています。ガスの貯蔵タンクがサーラプラザ浜松の北東方向にあります。
またこの範囲の用途地域は以下のようになります。
工業地域、第一種住居地域、第二種住居地域、近隣商業地域に分類されます。
凡例
このエリアは地域の人々が日常的な生活を送るエリアというように私は読み取りました。サーラプラザ浜松の位置づけは、そのコンセプトどおり地域の集会場というような位置づけが強いと考えられます。プログラムも周囲の建物と比べて独特のものであるため、競合するのはサーラプラザに入居している店舗と周囲の一般店舗くらいだと考えられます。
3.交通インフラについて
浜松駅からサーラプラザ浜松までのエリアを以下に示します。
浜松駅からサーラプラザ浜松までの距離は約4.0km程度。公共交通機関はバスとタクシーを利用できます。サーラプラザ浜松の手前にバス停があるので、駅からはバスを利用するのが便利です。
サーラプラザ浜松は70台駐車可能な無料駐車場も完備しているため車でのアクセスが容易です。
ただ駅からサーラプラザ浜松までの距離は約4kmあるので、駅からはあまり気軽に利用できないと感じました。
サーラプラザ浜松周辺 広域
今回はここまでです!
サマプロまでもう時間も殆ど無いですね~。私はだいぶワクワクして来ました!
他の参加者さんは準備進んでいるのでしょうか?皆さん結構忙しそうですが…
私も実はようやくビザが無事届いて少しホッとしています。ギリギリセーフです。
あとは荷造りをして課題をアップして、自己紹介の準備をして…
あれ、まだいろいろやることあるなぁ